オーガスタはテレビの向こう側の世界ではなかった！生で観る、感動「マスターズ2024」体験レポート

SAISON Luxury Loungeでは、「マスターズ」のような夢のトーナメント観戦から、誰もが憧れる世界的名門コースでのプレーなど、ゴルフを愛する皆さまへとっておきの情報を随時ご案内いたします。

今回はアメリカ、ジョージア州の「オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ」で今年4月11日(木)～14日(日)に行われた「マスターズ2024」現地での生の体験レポートをお届けいたします。

何度もマスターズ観戦を経験し、自身でもマスターズの観戦ツアーをお客様へ販売する、株式会社エスプリ・ゴルフの武井代表だからこそ語れる、白熱のツアーレポートをお楽しみください。

世界最高のゴルフの祭典、夢の「マスターズ」

毎年4月に行われるゴルフの4大メジャー大会の初戦、誰もが憧れる世界最高のゴルフの祭典、夢の「マスターズ」。

月曜日～水曜日は撮影可能な練習ラウンド。小さい子連れのファミリーもOKという、とてもカジュアルな雰囲気。

そして感動の始球式がみられる木曜日の予選ラウンド1日目。

金曜日の予選2日目は、「今年決勝ラウンドに勝ち残れるのは誰か？」と皆、お目当ての選手を一生懸命応援する緊張の一日。

そしてなんといっても最終日、日曜日の決勝ラウンドは特別な日。「今年のグリーンジャケットは誰の手に？」フィナーレを生で見届ける感動。最後の最後まで白熱の戦いが繰り広げられます。

そして、生のマスターズを観た後は、その興奮をそのままに、ゴルファー憧れの地・ペブルビーチなどの名門ゴルフ場へ繰り出すのもおすすめです。生でトッププロのプレーを観た後のゴルフはまた一味違うのです。

一生に一度は・・・テレビの向こうの世界、憧れのマスターズに来年こそは行こう！

ゴルフ好きならばもちろんのこと、それほど興味のない方でも、誰もが耳にしたことがあると言っても過言ではない、世界最高のゴルフの祭典「マスターズ」。時差の関係で、日本では毎年月曜日の朝8時頃に決着を迎える本大会は、何か特別な大会であることはテレビを見ていると気がつく方も多いのではないでしょうか。

ゴルフ好きならなおさらのこと、きっと毎年手に汗を握りしめ、テレビの向こうのお気に入りのトッププロたちを応援し、「あの場にいられたら」と願う方も多いはず。でもその気になれば、あなたも来年には「パトロン*」になれるのです。（*通常のトーナメントでは観客をギャラリーと呼びますが、マスターズだけはパトロンという呼び方をします。それだけマスターズの観客を特別視している証拠なのでしょう。）

いよいよ観戦へ！

マスターズでは、月曜日から水曜日までは練習ラウンド観戦となっています。水曜日には、練習ラウンド以外に、オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブの本コースではなく、同じ敷地内のパー3コース（9ホール）にて、出場プロたちによる「パー3コンテスト」が行われ盛り上がります。

このコンテストはプロが家族を連れて出場することで有名ですが、数年前にはあのタイガーウッズが子供たちを連れて登場しました。例年あまりパー3コンテストに出場しないタイガーウッズが子連れで現れたため、大変な話題となりました。タイガーの子供たちの可愛いキャディ姿が今でも目に焼き付いています。

練習日観戦の良いところは、子連れOK、写真撮影OKというカジュアルな雰囲気です。また、ショップでの買い物もマスターズ楽しみのひとつですが、金・土曜日あたりになると品切れが続出するので、練習ラウンドの際に買い物も終わらせておくと良いでしょう。本戦の観戦に比べてツアー料金も比較的お安いので、家族で練習ラウンドのみ観戦というのもおすすめです。

緊張のマスターズ始球式・・・朝4時からの席取り合戦！

いよいよ本番、マスターズ観戦へ。予選ラウンド1日目のハイライトといえば、往年のビッグ3“ゲーリー・プレーヤー”、“ジャック・ニクラウス” 、“トム・ワトソン”の始球式。感動のセレモニーを少しでも良い場所で観ようと、多くの人が席取りのために朝早くから並びます。

ホテルを4時前に出て4時には入場門前に到着。4月といえど、この時間では辺りはまだ真っ暗。朝晩はまだ冷えることも多く、防寒着を着て折り畳み椅子に座ってひたすら待ちます。お弁当を用意しているので、ここで朝食を取りつつ開門を待ちます。

7時前頃にようやく門がオープンし、セキュリティゲートまで進みます。マスターズのセキュリティチェックは空港並みの厳しさで、初めての方は驚くことでしょう。持ち込むバッグは小さければ小さい方が良いです。リュックほどの大きさになると持ち込みを断わられ、最初から並び直しということもあるので注意が必要です。席取りのためにこんなに朝早くから並んでいるのですから、荷物チェックに時間がかかっていては意味がありません。持ち物は最低限にしておくことが重要です。必要なものは中で買うことが出来るので心配はいりません。

セキュリティチェックが済むと、そのまま急いで1番ホールのティーグラウンドめがけての競争になります。（ただし決して走ってはいけません。早歩きに徹しなければならないのです。）

早いもの勝ちで椅子を置いてしまえばこっちのもの。私たちは事前に練った作戦の通り、一番前の特等席をゲット。始球式を最高の席から観戦できました。おまけに何人かのお客様は日本で放映されたテレビ中継に映り、とても良い記念になったとのことでした。毎年とはいえませんが、こういうラッキーなこともよくあることです。始球式のあとはそれぞれお好きな観戦を。同じ席に座ったまま入れ替わり立ち代わり違う選手を見るのも良し、好きな選手を追いかけるのも良し。はたまた両方を楽しむこともできます。

もう一つマスターズ観戦で素晴らしいのは、会場内での盗難の心配が少ないということです。折り畳み椅子も、一度置いたら勝手に動かされたり持っていかれたりということはめったにありません。折り畳み椅子を置いたまま選手を追いかけて行って、戻ってくればまた同じ椅子に座れます。また、落とし物もほとんどの場合見つかるというのですから、やはりマスターズのパトロンはマナーもしっかりしているのでしょう。

予選ラウンド2日目は誰が決勝に残るのか？今年は日本人選手は何人勝ち残れるか？見届けるのに目が離せません。

そしてついに決勝ラウンドへ。

感動のフィナーレ・・・今年のグリーンジャケットは誰の手に？

緊張の高まる決勝ラウンド最終日。やはり席取り合戦から朝は始まります。「別に最終ホールで観なくてもいいよ」というのんびり派の方は、ゆっくりスタートの観戦でも構いません。朝の席取り合戦に臨む方は、木曜日の席取り合戦どころではない競争率のため、心してかからなければ押しつぶされてしまいます。実際に怪我人が出ることもあるほどの激しいバトルです。

ご案内したお客様たちは皆、頑張って最終ホール席を取りにいき、毎年ほとんどの方がグリーン脇バンカー正面などの、好位置を確保することが出来ています。これで安心して一日が過ごせます。ここには優勝争いが盛り上がる頃にまた戻ってくれば良いのです。それまで各自思い思いのスタイルでの観戦へと散らばっていきます。

最近は松山英樹選手の活躍もあり、見応えのあるマスターズ観戦になっています。世界に通用するトッププロが日本から出てきてくれたことは日本人として喜ばしいことですね。2021年に松山選手が優勝した時にはコロナ渦の真っ最中で唯一ツアーが出来なかった年で大変残念でしたが、来年こそは松山選手の優勝に立ち会えることを祈ります。優勝を生で観ることが出来たら、一生の思い出になることでしょう！

ツアーを終えて・・・マスターズ後記

ゴルフツアー企画・実施の仕事をしていて一番の醍醐味は、自社で企画したツアーを、企画から添乗まですべて担当し、最後にお客様から「ああ、なんと楽しいツアーだった。来てよかった。ありがとう！」と言われることに尽きます。幸せそうな笑顔が何よりのご褒美。エスプリ・ゴルフ定番「マスターズ観戦＆ぺブルビーチプレーツアー」は、数あるツアーの中でも一番満足度の高いツアーといっても過言ではありません。

初めてのお客様はもちろんのこと、リピーターのお客様も毎回違った楽しみ方を見つけられています。マスターズ観戦には一度では味わい尽くせない特別な奥深さがあります。観戦の最終日には「ああ、あんな時間の使い方、こんな観戦の仕方もできたな・・・。来年はそうしようかな」などと思いが巡り、また来年も行きたくなるのです。

来年のマスターズではどんなドラマが繰り広げられるのでしょう？「マスターズ」は夢ではありません。あなたもあの歴史の証人になれるのです。

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武井氏が代表を務める株式会社エスプリ・ゴルフでは、毎年さまざまなマスターズツアーを企画しています。練習ラウンド＆予選ラウンドを軸としたプラン、決勝ラウンドを中心としたプラン、マスターズ観戦後にペブルビーチなどの名門コースでプレーする憧れのプランなど…

さらに2024年から新たに登場したLAドジャース特等席での観戦付きプラン、オーガスタ市内の豪邸に宿泊して観戦するプランなど、ご希望とご予算に応じて選べるようになっています。