Trip
鉄道の旅は、移り変わる景色が二度と同じ瞬間を見せないからこそ、旅人の旅情を かき立てます。
世界各地を走る“ワイントレイン”では、その素晴らしい景色をシャンパンやシラーの芳醇な香りとともに、ミシュランの星付きレストランで腕を振るったシェフによる季節のコース料理で楽しむことができるのです。
実用的な鉄道車両を、ベルベットのバンケット、光沢のあるマホガニーの木工細工、クリスタルのシャンデリアで飾ったラウンジやダイニングルームに変身させた列車群は、ラグジュアリーそのもの。
さらに、奥深いワインの世界に浸る旅の多くは数日間にわたるため、豪華な食事、素敵なワイン、そして素晴らしい景色をたっぷりと堪能することができます。
今回は、世界で最もラグジュアリーな旅とも称されるワイントレインから、選りすぐりの5路線をご紹介します。ぜひ、今後の旅の参考にしてください。

1989年の設立以来、ロボス・ レイルは、ワールドクラスの旅行体験で国際的な評判を得ています。
48時間から15泊まで、オーダーメイドの列車の旅で、ロボス・レイルはアフリカ大陸の最も素晴らしい目的地を結び、列車外での様々な小旅行も提供します。
木目調のヴィンテージ車両に乗り込み、窓外に広がる変化に富んだ景色を眺めながら、ゆったりとした贅沢な時間を過ごすことができます。
控 えめでフレンドリーなサービス、一流の料理、南アフリカの最高級ワインのセレクション、ロボス・レイルは、アフリカ探検の時代を超えた優雅さとロマンスを包含する、よりシンプルでエレガントな時代に思いを馳せています。

美しく再建された列車は、ディーゼル機関車または電気機関車によって牽引され、36の素晴らしい内装のスイートルームに最大72名の乗客を乗せ、チャーターも可能です。
象やカモシカの群れ、黄金色の草原、赤々とした砂丘を通り抜け、ロボス・レイルの豪華なコーチに乗り、南アフリカの何世紀にもわたるワイン造りの伝統に触れるのは最高の体験です。
スパークリングワイン、ロゼ、白、赤、デザートワインなど、30種類以上のワインが用意されています。
また、ソムリエの案内で、スプリングボック・ロインにスパイシーなステレンボッシュ・ピノタージュ、ラムラックに繊細な南アフリカのボルドースタイルのブレンドなど、絶妙なペアリングも楽しめます。
プレトリアからナミビアのワルビスベイまでの14泊の旅が約160万円から。

↑クラシックな雰囲気漂う客室は想像以上に広く、二人で過ごすには十分なスペースです。

↑1車両に一人の専任スタッフが、乗車中のゲストのパーソナルな要望にも対応してくれます。

↑夕暮れになると、ディナー前のアペリティフを楽しむ時間。その後、ドレスアップしたゲストがダイニングカーに集い、時間をかけてディナーを楽しみます。
Rovos Rail Station Head Office
TEL:+27-0-12-315-8242
MAIL:reservations@rovos.co.za
HP:https://rovos.com/

サンモリッツとツェルマットを結ぶ約8時間の「氷河急行」の旅は、291の橋を渡り、ドラマチックなスイスアルプスを駆け抜ける、世界で最も美しい列車の旅のひとつと言われています。


エクセレンスクラスの乗客は、景色を楽しむだけではありません。
シャンパンで乾杯した後は、クリーミーなスイス産ピノ・ブラン、スパークリング・ロゼ、ピノ・ノワールなど、さまざまなスイスワインと組み合わせた5皿のコース料理をお楽しみください。
〆はスイスのデザートワインで――。スイスのチョコレートにぴったりです。
サンモリッツからツェルマットまでファーストクラスで約4万4,000円。

↑ウェルカムドリンク、季節や地域の食材を使ったワンランク上のコースランチやワイン、アフタヌーンティーや、乗車中のドリンクやスナックなど、すべて料金に含まれるオールインクルーシブ。飛行機でいえばファーストクラス並みのプレミアムなサービス。

↑ツェルマットとサン・モリッツを結ぶ人気の観光列車。最新のパノラマ展望車両で、7つの谷、291の橋、91のトンネルを抜けて、スイスアルプスを横断する約8時間の旅です。天井まである大きな展望窓が特徴のパノラマ車両には、日本語を含む6カ国語で説明が聞けるイヤ ホンも完備。快適な旅をお楽しみいただけます。
Railservice Glacier Express
TEL:+41-0-81-288-65-65
MAIL:info@glacierexpress.ch
HP:https://www.glacierexpress.ch/en/

ベルモンドのブリティッシュ・ プルマンは、ロンドンのヴィクトリア駅を発着点とする列車で、英国の最高の食材と世界で最も美味しいワインが、静かな車内に集まってきます。
豪華な食事をしながら眺める英国の田園風景の美しさは格別です。

イギリスでプルマン車両サービスが開始されたのは日本の明治時代、1874年。
アールデコスタイルのテーブルランプとアームチェア、寄木細工で装飾された壁面。
時代とともにさらに心地よい空間となっています。


