Trip
ヨーロッパと日本にある敷地内でアートが楽しめるホテルをご紹介します。
感性を刺激する非日常空間でのステイを存分にご満喫ください。

「ヴィラ・ラ・コスト」を擁するワイナリー「シャトー・ラ・コスト」には、ワイナリーとアートと建築が共存し調和しています。

↑建築家・安藤忠雄による「シャトー・ラ・コスト」のゲート。このアートセンター構想全体のプラン設計も安藤が担当。
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↑ワイン醸造所の設計は、ルーヴル・アブダビを手掛けたジャン・ヌーヴェルが担当。
©Jean Nouvel ADAGO Paris 2016 photograph
©Andrew Pattman
セザンヌが愛した南フランスのエクス・アン・プロヴァンスから車で約30分、最新鋭の設備でワイン造りに取り組むバイオダイナミック農法のワイナリー「シャトー・ラ・コスト」は、17世紀から続く歴史あるワイナリーです。
2004年にこのワイナリーを購入したアイルランドの実業家パディ・マッキレン氏はアートコレクターでもあり、世界中の名だたるアーティストや建築家をこの地に招き、作品の制作を依頼してきました。
ここではフランク・ゲーリー、安藤忠雄、艾アイウェイウェイ未未、レンゾ・ピアノ、ダミアン・ハースト、ジャン・ヌーヴェル、宮島達男、杉本博司らの現 代アートや建築を鑑賞できます。
ワイナリーの葡萄畑や森の風景に溶け込んで点在する36の主要な現代アート作品のほか、3つのギャラリースペースも設けられており、アート好きにはたまらないデスティネーション・リゾートです。
「シャトー・ラ・コスト」の丘の中腹には、併設のスモールラグジュアリーホテル「ヴィラ・ラ・コスト」があります。
花とハーブの庭園に彩られた28の洗練されたヴィラスイートは広々としたプライベートテラスを備え、ワイナリーの葡萄畑や渓谷の雄大な眺めを堪能できます。
ホテル内には三つ星シェフが腕を振るうフォーマルなフランス料理のレストランがあり、さらにヴィラのゲストは、「シャトー・ラ・コスト」の4つのレストランも利用することができます。
アート鑑賞のみならず、プロヴァンスの美味を堪能しつつ、ワイナリーで醸造された上質なワインもぜひご賞味ください。

↑アメリカのアーティスト、トム・シャノン作「Drop」。
©TomShannon 2015
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↑フランク・ゲーリー設計の野外音楽シアター「Pavillon de Musique(Intérieur)」。
©Gehry Partners et Château La Coste 2016. Photograph
©Andrew Pattman 2016
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↑「シャトー・ラ・コスト」には安藤忠雄の名を冠したレストランも。中庭には杉本博司のオブジェが。
©Richard Haughton

↑「ヴィラ・ラ・コスト」のゲストは、無料で「シャトー・ラ・コスト」のアート&アーキテクチャーツアーに参加できる。

↑ホテルの窓に広がるワイナリーの風景に心癒やされる。
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↑「シャトー・ラ・コスト」のワインは、京都祇園の姉妹ホテル「The Shinmonzen」でも提供されている。
©Richard Haughton
所在地:2750 Route de la Cride, 13610 Le Puy-Sainte-Réparade, France
TEL:33-4-4250-5000
HP:www.villalacoste.com

2023年4月、宮島を望む広島県の海沿いのエリアに、建築とアートと食の複合施設「SIMOSE」がグランドオープンしました。
この施設は美術館とレストラン、宿泊施設「シモセアート ガーデン ヴィラ」で構成されており、プリツカー賞を受賞した建築家・坂 茂が施設全体の設計を担当しています。
「シモセ アート ガーデン ヴィラ」のコンセプトは、「海辺の建築作品に泊まる。」です。
坂の代名詞ともいうべき紙管を使った「紙の家」など、これまで彼が手掛けてきた別荘建築をリメイクしたヴィラを含む、全10棟の個性あふれるオールスイートのヴィラに宿泊することができます。
お食事は海を見渡すレストランにて、地元の美味をふんだんに取り入れたフランス料理をご堪能いただけます。
併設の下瀬美術館は、丸井産業の創業家、下瀬家が半世紀にわたり収集してきたコレクション約500点を所蔵しています。
大木平蔵の京人形やエミール・ガレの工芸品をはじめ、横山大観やマティスといった日本と西洋の近代絵画まで多岐にわたります。
坂が瀬戸内海の島々にインスピレーションを受けて設計した可動展示室など、美術館そのものがアートであり、この特別な空間でアート三昧を満喫できます。
また、ガレの作品のモチーフになっている四季の草花に彩られた「エミール・ガレの庭」や、瀬戸内の多島美や工場夜景を望む「望洋テラス」では、宿泊ゲストのみが利用できる時間が設定されています。
誰にも邪魔されることのない、のどかな瀬戸内の風景と坂建築とのユニークなコラボレーションをお楽しみいただけます。

↑約100㎡のヴィラ「紙の家」には110本の再生紙の紙管が使われており、リズミカルで軽やかな空間を創り出している。

↑約115㎡の「壁のない家」は、すべての壁をなくし、ガラスの引き戸で空間を区切った開放感抜群のヴィラ。

↑「Simose Art Garden Villa」に併設の下瀬美術館。カラフルな可動展示室が瀬戸内の島々と呼応するように並ぶ。

↑下瀬美術館のエントラン ス。坂らしい木を多用した光あふれる軽やかな空間。

↑併設のレストラン「SIMOSE French Restaurant」では、時とともに色を変えていく瀬戸内の風景を眺めながらフランス料理を堪能。

↑色鮮やかな可動展示室がユーモラスな雰囲気を演出。
所在地:広島県大竹市晴海2丁目10-50
TEL:0827-93-0101
HP:https://artsimose.jp/villa/

世界屈指の温泉地、別府に、従来の温泉宿とは一線を画すアートファンに特におすすめのホテルがあります。
「ガレリア御堂原」は別府の街と海を見下ろす高台に位置し、全客室に抜群の眺望を誇る堀田温泉の源泉かけ流しの半露天風呂を備えています。
