秘境で叶える究極の贅沢｜ゴージャスグランピング with ネイチャー

手つかずの大自然に抱かれながら、上質な寛ぎと洗練されたサービスに身を委ねる…。
“自然×ラグジュアリー”という新たな贅沢が、いま富裕層の旅先として注目を集めています。

今回は、バリ島のジャングルとジンバブエの秘境に佇む、2つのゴージャスなグランピング施設をご紹介します。

１．Capella Ubud, Bali（カペラウブドバリ）

インドネシア・バリ島随一の人気を誇り、“芸術の村”とも言われる観光地ウブド。
そんなウブドの北に位置するケリキ地区、ウォス川沿いの10 エーカーのジャングルに、19世紀初めのスパイス商人たちが使ったテントキャンプに似せた空想的なホテル、「カペラウブド」があります。

ここは、デザイン界の奇才ビル・ベンズリーの芸術作品のひとつ。
「木を１本も伐採しない」というベンズリーのアプローチは、ゲストたちをキャンプの背景に違和感なく溶け込ませ、テントの壁からはジャングルの鳥の鳴き声が心地よく聞こえてきます。

ここに滞在することは、まさにかつてあった野生の島に戻り、恍惚の時間を過ごすようなもの。
遮るもののない緑豊かなケリキ渓谷の景色の中、スタイリッシュで贅沢な時間を満喫することができます。

部屋は23室。
１ベッドルームのテラステント、レインフォレスト、リバーテントなど約１７３㎡の広々としたテント施設が22棟。
すべてのテントには、屋外ダイニングエリア、大きなデイベッド、プライベートプールがあります。

残る１棟は、ザ・ロッジで、こちらの広さは約２１７㎡。
大人５人か、大人２人＋子供３人で利用できます。
どこにいても、カペラのカルチュリストが24時間体制できめ細かいサービスを提供してくれます。

ダイニングには日本風の炉端焼きレストランとビストロという２つのレストランがあり、地元の食材を使ったサステイナブルな料理が用意されています。

「カペラウブド」は、バリでは珍しく古きコロニアルスタイルの具現化に成功した、世界にひとつだけの施設です。
旅慣れた大人のアドベンチャースピリットを満たしてくれる、とびきりユニークでラグジュアリーなテンティッドキャンプとなっています。

↑「アウリガ・ウェルネス」は、自然の中で精気と元気を取り戻すためのオアシス

所在地：Jl. RY Dalem, Ubud, Bali, 80561 Indonesia
TEL：+62-361-2091888
HP：https://www.capellahotels.com/en/capella-ubud

アフリカで世界屈指の自然保護活動を行うラグジュアリーサファリロッジ「シンギタ」の中でも、最も秘境度が高いとされる「パムシャナロッジ」。
この豪華なサファリロッジは、ジンバブエ南東部にあるマリラングウェダムとその周りの緑豊かな美しい森の景色に囲まれて建っています。

地元民族シャンガーンの伝統を受け継いだ茅葺きを使ったゴージャスなプールヴィラが９棟。
到着するとすぐに深い緑のマリラングウェダムの上から、象の水浴びを見たり、空を舞う白い背中のハゲワシ、タヌキや岩ウサギの姿を楽しむことができます。

建物はすべて茅葺きで、床から天井まである大きな窓からは、息を飲むプールとダムの絶景が広がります。
「奇跡の場所」という意味を持つシンギタの評判にたがわず、ここもあらゆる点で非常に優れています。
ロッジの雰囲気は温かく居心地がよく、美しい野生環境の中で完璧な贅沢を味わうことができます。

エントランスを入ると、インフィニティプールと、はるか下にあるダムのきらめく深緑の水面が飛び込んできます。
ファイヤーピットを備えたバーは、ダムの上に突き出しており、なんともスペクタキュラー。
赤ワインソースで楽しむダチョウ肉などの食事もとても印象的です。

周辺は、13万エーカーの野生生物保護区と国内２番目の広さを誇るゴナレゾウ国立公園。
滞在一番の醍醐味である知識豊富なガイドとの1日2回のサファリドライブと、マリラングウェダムの美しい海を見渡す静かなプライベートデッキでのスパをお忘れなく。

↑岩盤を彫り起こして造られた美しい部屋には地元アフリカのデザインが施されている

所在地：Singita Pamushana, Malilangwe Reserve, Chiredzi, Zimbabwe
TEL：+27-21-683-3424
HP：https://singita.com/lodge/singita-pamushana-lodge