大自然の中に隔絶された宿で唯一無二の特別な解放感を味わう

究極のプライベートリゾート「天空の森」

鹿児島空港から車で約20分。南霧島温泉の山深い場所、20年もの歳月をかけて切り開かれ、喧噪とは隔絶された山中に、究極のリゾート「天空の森」が存在する。眼前には緑深き山と空のみが広がっている。その敷地は18万坪、東京ドーム13個分におよぶという。

そんな中に5棟のみのプライベート・ヴィラがある。建物はそれぞれに別の丘に独立しているため、人の気配を感じることなく、大切な人たちとの時間を存分に味わうことができるのだ。それぞれのヴィラは寝室とリビング、露天風呂の付いた広々としたデッキで構成され、目の前に広がる自然のパノラマを楽しむための開放的なデザイン。

霧島連山と対峙する場所に位置するこの宿には、この絵画を思わせるような絶景と温泉を味わうために、世界中からゲストが訪れている。山頂付近にあるヴィラ「天空」はまるで大空に浮かぶ無人島のよう。大自然に飛び込みたくなるようなウッドデッキが備えられている。

また、沈む夕日の美しい「茜さす丘」は霧島連山を存分に愛でられる場所にある。さらに「霖雨の森」は生い茂った熱帯雨林に抱かれているような、静かに時の流れを楽しむことができるなど個性のあるヴィラが用意されている。

オーナーである田島健夫氏は「この場所で大地の恵みを存分に楽しんでほしい」という。大自然の持つエネルギーを存分に吸収するための究極の宿が「天空の森」なのだろう。そんな光と素材の柔らかな調和による癒やしの空間が完成した。

最も広い宿泊用ヴィラ「天空」。山頂付近にあり、大空に浮かぶ無人島のよう。ベッドルーム棟とリビングルーム棟で構成されている。　

壮大な霧島連山の風景が一望できる開放的な露天風呂がある。

見渡す限り大自然のみの完全なプライベート空間。滞在中は裸で過ごしても何も問題はない。

その時季に芽生えた摘みたての新芽を食す最大の贅沢。霧島の大地そのものの味わい。ある日の朝食(コッホシンケンと卵のガレット)。

撮影：Taiki Fukao(NIPPON DESIGN CENTER)

Profile

田島 健夫　Takeo Tajima

天空の森 創業者

1945年鹿児島県牧園町妙見温泉の湯治旅館に生まれる。70年に、茅葺屋根の古民家を移築し、懐かしいふるさとを再現した、「忘れの里 雅叙園」を創業。94年から長年にわたって山を切り開き2004ねん霧島連峰を見渡す丘の頂上に、豊かな自然の中で五感を解放することができるリゾート「天空の森」をオープン。南九州のすばらしさを伝えながら、これまでの常識を超えるような、特別なラグジュアリー体験を追求している。

Information

天空の森

鹿児島県霧島市牧園町宿窪田市来迫3389

TEL：0995-76-0777

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