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フィリピンは、ASEAN の中で日本に最も近い国です。
大規模な都市開発が進むマニラ首都圏や、セブ島などの美しいビーチリゾートがありさまざまな楽しみ方ができます。
近年、経済成長や人口増加に伴い、ビジネス環境やインフラなどが整備されて目覚ましい発展を遂げているフィリピン。
今回の企画では、「リスト サザビーズ インターナショナル リアルティ」が厳選したフィリピンの3つの最新ラグジュアリーレジデンスを取材しました。
■リスト サザビーズ インターナショナル リアルティ
世界80 カ国以上の国と地域に広がる高級不動産仲介ブランド「サザビーズ インターナショナル リアルティ®」のアジア・太平洋エリアを牽引する不動産会社です。
TEL:0800-800-7065
https://www.listsothebysrealty.co.jp/
フィリピンの首都マニラで最も注目を浴びる先進都市ボニファシオ・グローバル・シティ(以下、BGC)のNorth BGC地区に、三越伊勢丹ホールディングスがフィリピンで初めて手掛けた商業施設「MITSUKOSHI BGC」が、2023年7月に開業しました。
「MITSUKOSHI BGC」は、フィ リピンで初の商業施設開発となる、三越伊勢丹ホールディングスと野村不動産がFederal Land, Inc.と共同で行った大型複合開発プロジェクトです。
このエリアは、ニノイ・アキノ国際空港から約4㎞圏内とアクセス良好で、周辺には政府機関や金融機関が多く、富裕層や各国企業の駐在員、ファミリー層が多数居住しています。
約15,000㎡の敷地に分譲住宅および商業施設が建設され、低層部の地下1階〜地上3階は「MITSUKOSHI BGC」のテナントエリア、高層階は「THE SEASONS RESIDENCES(ザ・シーズンズレジデンス)」専用の居住エリアになっています。
ザ・シーズンズレジデンスは、「HARU(春)」「NATSU(夏)」「AKI(秋)」「FUYU(冬)」の全4棟からなる分譲タワー型レジデンス。
「和」をモチーフにしたデザインや空間演出は、日建設計と日建ハウジングシステムが手掛け、東京オリンピックのエンブレムデザインをした野老朝雄氏がファサードコンセプトを担当しました。
ブランドデザインや各部屋の細部に至るインテリアからは日本の四季を感じられ、日本の伝統家屋に使われる自然の素材がさりげなく取り入れられています。
高い安全性を確保する制震ダンパーやセキュリティ、調湿タイルなどにJAPANブランドが採用されているなど、日本人にとってこれ までの海外レジデンスでは得られない安心と快適を叶える住居が、マニラに誕生しています。
2018年11月より順次販売を開始しており、「HARU(春)」・「NATSU(夏)」・「AKI(秋)」は約9割が契約済み。
2023年7月には最終棟である「FUYU(冬)」の販売が開始されています。
フィリピンの首都マニラで日本を感じるレジデンスに暮らせて、日用品や食品は三越で買うことができるというのは、ほかのどの物件にもない安心感につながることでしょう。
階数:52階建て
戸数:231戸
面積・間取り:46.00㎡~177.50㎡(1~3Bed Type)
価格:約5,011万円~(1PHP=2.7円で計算)
完成年月:2027年12月予定
日本のJICAや清水建設が取り組んでいるマニラの地下鉄プロジェクト「メトロ・マニラ・サブウェイ」が2029年に開業予定のオルガティスエリアは、完成後には地下鉄がニノイ・アキノ国際空港と直結するなどの利便性から地価が高騰すると予想され ています。
そんな発展の可能性を秘めている土地にウェスティンホテルとホテルサービスレジデンスが一体の新しい街が誕生。
ウェスティンホテルは2020年12月に開業しており、その向かいに建つ「The Residences at The Westin Manila Sonata Place(ザ レジデンス アット ウェスティン マニラ ソナタ プレイス)」も満を持して2023年3月に完成しました。
ザ レジデンス アット ウェスティン マニラ ソナタ プレイスでは、世界的なマリオットグループのブランドであるウェスティンホテルのサービスが付帯するラグジュアリーレジデンスとして、まるでホテルステイをしているような生活を送ることができます。
また、主寝室とバスルームにはウェスティンホテルでも使用されている独自ブランド「Westin Heavenly」の高級ベッドやシャワーが設置されています。
このレジデンスの特筆すべき点は充実した共有エリアにあります。
ビリヤードやボードゲームで遊べるプレールームやシミュレーションゴルフ、ミニシアターやワインセラーを備えたバーなど共有施設が充実していて、オンラインミーティングに適したビジネスルームまで完備されています。
そして、高層ビル群を見下ろすレジデンス専用の半屋外プールにはサウナ室まで備わっているのです。
この国を代表する飲料メーカーのサンミゲルやファーストフードのジョリビーが本社を構えるオルティガスエリアには、国内外の大企業やアジア開発銀行などの金融機関が集まっており、フィリピン国内有数のビジネス街として知られています。
この地区はかつて大きな一戸建てを中心に開発されてきましたが、フィリピン在住の富裕層や駐在する外国人は高級コンドミニアムを好むようになってきました。
そんなトレンドやニーズに応えるべく、ラグジュアリーホテルで暮らすような居住空間をザ レジデンス アット ウェスティン マニラ ソナタ プレイスが提供してくれます。
階数:51階建て
戸数:344戸
面積・間取り:47.29㎡~246.21㎡(1~3Bed Type)
価格:約6,134万円~(1PHP=2.7円で計算)
完成年月:2023年3月
2019年に開業したシェラトン セブ マクタン リゾートに併設する「The Residences at Sheraton Cebu Mactan Resort(ザ レジデンス アット シェラトン セブ マクタン リゾート)」は、2024年8月に竣工。
世界的なホテルチェーン「スターウッド・ホテルズ&リゾーツ」が運営する高級ホテルブランド「シェラトン」の名を、東南アジアのリゾートレジデンスとして初めて冠することで大きな注目を集めています。
フィリピンを代表する世界有数のビーチリゾートとして知られるセブ・マクタン島は、日本からは直行便で4〜5時間、フィリピンの首都マニラからは飛行機で約1時間の距離にあります。
そのアクセスの良さから穏やかな気候と極上の青い海を求めて多くの観光客がやって来る、人気のマリンリゾートエリアです。
ザ レジデンス アット シェラトン セブ マクタン リゾートは、セブ・マクタン島の中でもすばらしい景色を望める真っ白なプライベートビーチ沿いに位置していて、マクタン・セブ国際空港からのアクセスも良い点が魅力のひとつです。
レジデンスエリアの22階建てのメイン棟には居住者専用ラウンジが設けられ、ホテル棟へは専用の通路で結ばれています。
セブ島の大自然からインスピレーションを得て、現代的なデザインを反映したスタイリッシュでモダンなレジデンスは、広々とした造りで開放感を生み出 します。
低層階のヴィラは2ベッドルーム・ヴィラもしくは、メゾネットスタイルの3ベッドルーム・ヴィラになっており、各ヴィラに備え付けられたプライベートプールとゆったりとしたテラスがリゾートライフをより豊かに演出します。
シェラトン セブ マクタン リゾートとレジデンスは、周囲の自然に溶け込むデザインコンセプトのもと、設計から建設まで地元セブ島を拠点に数々の賞を受賞しているApple One MACTANが請け負っています。
フィリピンで最も人気のあるビーチリゾートエリアでワンランク上のリゾートライフを手に入れてはいかがでしょうか。
階数:22階建て( Residential Tower)
4階建て( Courtyard Villas)
戸数:154戸(Residential Tower)
36戸(Courtyard Villas)
面積・間取り:68.21㎡~199.17㎡(1~3Bed Type)
価格: 約5,272万円~(1PHP=2.6円で計算)
完成年月:2024年8月
撮影・文:Masahiro Ohashi
取材協力:List Sotheby's International Realty:フィリピン政府観光省